まず休養をとること。仕事のペースを落とす、夜はまっすぐ帰宅して休む、休日は寝て過ごす、必要なら数日間仕事を休むなどして、無理が出てきた現在の生活をペースダウンするようにします。
抗うつ薬
軽症のうつ病にはSSRIまたはSNRIといわれる抗うつ薬を使います。うつ病では、脳のセロトニン神経やノルアドレナリン神経の機能が低下しており、SSRIやSNRIはそれらの機能を高めることにより効果を発揮すると考えられています。SSRIとSNRIは飲み始めに吐き気をもよおすことがあるので少量から開始して2−3週かけて維持用量まで増量します。十分な効果を感じられるまでには維持用量に達してからから1ヶ月以上かかるのが普通です。約1ヶ月治療しても改善傾向が見られない場合には、三環系抗うつ薬などの作用機所の異なる別の抗うつ薬に変更します。数ヶ月でうつ病の症状が回復しても、再燃防止のためにその後4−6ヶ月は抗うつ薬を続けます。
抗不安薬
抗うつ薬の効果が現れるまでの間、不安が強くて耐えられない時には即効性のある抗不安薬を併用します。抗うつ薬が効いてきたら抗不安薬は中止してゆきます。
睡眠薬
不眠のある場合には睡眠薬を併用します。うつ病では、夜中に眼が覚めてしまい朝まで眠れないような中途覚醒や早朝覚醒による不眠が多いので、比較的作用時間の長い睡眠薬が効果的です。
カウンセリング
治療者との面接により行う治療法です。治療者に現在の苦痛をよく聴いてもらい、実行可能なアドバイスを受け、病気や不安の原因についての十分な説明を受けて自信と安心を得るものです。
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